2005年07月09日

1分で読むオペレストーリー 「ルクセンブルグ伯爵」

ロシア大使館に勤めるバジール侯爵は、オペラ歌手アンジェールと相思相愛の仲だが、彼女が貴族でないので結婚できずにいる。
そこで、全財産を没収された没落貴族のルクセンブルグ伯爵とアンジェールを偽装結婚させ、その後に離婚させれば、彼女を貴族として妻にできると考える。
この計画に加担することで大金を手にできるルクセンブルグ伯爵は、3ヶ月後に離婚することを条件に、アンジェールの顔をしらないまま、形だけの結婚をする。

3ヵ月後、アンジェールのオペラ引退公演を観たルクセンブルグ伯爵は、彼女のすばらしい歌に感動する。
一方、計画がうまくいき、いよいよアンジェールとの結婚が近づいたバジール公爵は、偽装結婚のすべてを明かしてしまう。
真相を知り、ルクセンブルグは形式上の妻への思いを断ちがたくなり、アンジェールは、貴族との結婚よりも本当に大切なのは、真実の愛なのだと気づく。

バジール伯爵がルクセンブルグ公爵とアンジェールの仲を裂こうと画策するところへ、バジール伯爵の初恋の人ココゾフ伯爵の未亡人スターシャが尋ねてくる。
さまざまな事情でココゾフ伯爵と結婚したスターシャは、夫を亡くし、再びバジールへの思いを募らせて、彼を追ってきただった。

そこへ、ルクセンブルグ公爵の財産差押えが解除されたとの報が入る。
偽装結婚を解消して礼金を得なくても、経済的に困らなくなったルクセンブルグ公爵は、晴れてアンジェールと離婚する必要がなくなった。

バジール伯爵も、初恋のスターシャとの再会で再び恋の炎を燃え上がらせ、彼女の愛を受け入れる決心をする。

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posilife1 at 19:28 │TrackBack(0)オペラストーリー 

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