2005年05月30日

お子さまのオペラ観劇

 最近よくご質問を受けるのが、お子さまのオペラ・コンサート観劇についてです。
 ヨーロッパでは、大人の社会と子どもの社会が、はっきりと区別されていると良く言われますから、お気になさる方も多いのかもしれませんね。

 国立オペラ座の通常の公演は、小さいお子さまの姿はあまり見かけません。
 小学校4.5年生以上と思われる方は、毎公演数人はお見かけします。

 国立オペラ座では、昼間に子供向けのオペラも上演していますので、スケジュールがあえば、楽しく観劇できることでしょう。

 フォルクスオパー(市民オペラ座)は、子ども達を呼んで、将来のオペラファンを増やそうということでしょうか、積極的に子ども達を受け入れるプログラムを組んでいるようです。
 月に1回ほど、観劇の子どもたちに、休憩時間にクイズ(ドイツ語で印刷してある)とおやつのプレゼントが用意されている公演があります。
 国立オペラ座に比べると、気軽な雰囲気ですから、お子様連れでも観劇しやすいと言えます。
 ただ「サロメ」のように言わずと知れた演目でなくても、現代物などでは突然トップレスになったりする演出もありますので、リサーチは必要かもしれません。

 ウィーンフィルの演奏会は、完全会員制ということもあり、お子さまはほとんど見かけません。
 そのほかのコンサートでは、小学生以上でしたら、差し支えないでしょう。
 観光客向けのコンサートは、時代衣装を身につけていたり、ダンスやバレエが組み込まれているので、お子さまでも飽きずに楽しくご覧になれます。

 いずれにしても、観劇前に最低限のマナーのお約束をしておくことは必要でしょう。たとえば・・・
 1.上演中におしゃべりはしない。
 2.上演中に立ち歩くことはできない。

の2点は、絶対に必要なお約束だと思います。
また、上演中に客席の出入りは基本的にはできませんので、開演前や休憩時には、お手洗いをお使いになることをお薦めします。
 もちろん、途中で騒いだり、退屈で耐えられなくなったりした場合は、大人がもっと見たい、もっと聞きたいと思っても、退場するのがマナーです。

 ウィーンではじめてオペラやコンサートに出かけるのではなく、国内で気軽なコンサートを経験されるのも、よい準備になると思います。

 オペラのストーリーや、作曲家の人生、音楽にまつわる楽しい話題を事前にご家族で話題になさるなど、観劇・鑑賞の土壌さえ作れば、お子様でも音楽を楽しむことができることでしょう。
  
 小さい時に本物に触れるのも大切なこと。
 どうぞ、ウィーンの音楽ライフをお子さまとご一緒にお楽しみください。


◆ウィーンお子さま向けプログラムのご紹介◆(通常のプログラムでも、10歳位からならOK)
 1.国立オペラ座子供向けオペラ (2005年9〜12月の情報をアップしました)
 2.マリオネット劇場子供向けプログラム
 3.お気軽コンサート(街中でモーツアルト時代の衣装でチケットを売っています)
   ・ウィーンモーツアルトオーケストラ 5月〜10月 月・水・金・土 20:15〜 ⇒公式HP
   ・シェーンブルン宮殿オランジェリーコンサート 12月24日を除く毎日 20:30〜
   ・ホッホブルグオーケストラ 5〜10月 火・木・土 20:30〜
 4.国立オペラ座バレエ(「人形の精」「くるみ割り人形」など)
 5.フォルクスオパーミュージカル
      (「サウンドオブミュージック」「ウエストサイドストーリー」など)
 6.ハウスデアムジーク(音楽博物館)  ⇒公式HP






 
ウィーンの音楽情報


posilife1 at 21:00 │TrackBack(0)オペラへ行こう! 

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この記事へのコメント

1. Posted by 伊藤文乃    2005年08月22日 00:47
はじめまして
子供向けオペラ(国立劇場)で10月の予定を見たいのですが、よろしくお願いいたします。
2. Posted by 管理人    2005年08月29日 23:04
ご要望、ありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。

国立オペラ座子ども向けオペラの情報を掲載いたしました。
上記、本文のリンクよりジャンプしてご覧ください。

国立オペラ座公式HPの情報を元に掲載いたしましたが、9月分に関して実際の上演日では変更になっている部分がございました。
10月に関しても、同様のケースが考えられますので、チケットをお求めの際・ご観劇の際は、ご注意くださいますようお願いいたします。

どうぞ楽しいご観劇・ご旅行を!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします