2005年05月22日

1分で読むオペラストーリー 「売られた花嫁」

村祭りの日、イェニークは恋人のマジェンカが沈み込んでいるのが気になって仕方がない。
マジェンカは、地主の息子との見合いを勧められているのだ。
実は、マジェンカが幼い頃に、「地主の息子と結婚させる」という契約が、親同士によって結ばれていたのだった。

地主の次男ヴァシェクは、マジェンカに偶然出会うが、マジェンカは、とっさに他人の振りをする。
ヴァシェクは彼女の美しさに、マジェンカとの縁談を断わって、この美しい娘と結婚しようと決意する。
一方イェニークは、マジェンカをあきらめたら300グルデンの臨時収入と金持ちとの結婚を約束するともちかけられ、マジェンカが地主の息子意外とは結婚しないことを条件に契約をしてしまう。

その契約のことを知ったマジェンカは、イェニークを攻め、事情を説明しようとするイェニークに口を利く暇も与えない。

そこへ、地主の息子との結婚を取り持っているケツァルがやって来て、マジェンカに、地主の息子との結婚に承諾するように言う。
当然、マジェンカは取り合わない。
ところが、イェニークがマジェンカを説得すると言って金をせびる。
絶望したマジェンカは、自棄になって「地主の息子と結婚する」と叫ぶ。

するとイェニークは、実は自分は家出をしているが地主の長男であると、告白する。
契約には、結婚する相手のの名前はなく、ただ「地主の息子」とだけあるのだ。
イェニークとマジェンカはめでたく結ばれ、村中の祝福をうける。


■データバンク

   原題:Prodana Navesta
   作曲者:スメタナ
   作曲年:1863〜1866年
   台本:カレル・サビナ
   初演:1866年5月 プラハ 国民劇場完成までのチェコ仮劇場


■DVDで予習

  売られた花嫁DVD
「売られた花嫁」序曲リハーサル&コンサート
価格: ¥2,940 (税込)
出演: バイエルン放送交響楽団
指揮: ラファエル・クーベリック

■おすすめの参考本

スメタナ歌劇売られた花嫁序曲

スメタナ―音楽はチェコ人の命! 作曲家の物語シリーズ

クァルテットのすべて―スメタナ弦楽四重奏団は語る

チェコ音楽の歴史―民族の音の表徴

プラハ音楽散歩

東欧三国の音楽教育―ポーランド・チェコ・ハンガリーをめぐって

チェコ音楽の歴史―民族の音の表徴


ウィーンの音楽情報






posilife1 at 18:05 │オペラストーリー